2026/08/28
『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 〈ワルプルギスの廻天〉』(2026)
2026/08/12
『雪の断章-情熱-』 (1985)
これも長回しのための空間設計が一体どうなってるんだろうと思うレベルの頭のおかしなアバンシークエンス。
時代も背負った、タラレバが心を締め付ける。
かねさんの徹底した無神経っぷりが物語を動かす。
けど本人に自覚があったのか、指摘されて気づいたから去ったのか。
女の顔に変えるところの上手さはやはり相米さんだよなぁ。
那波家は物語の構成要素の重要な部分だけれど、改めて見ると思っていたよりそれほど描かれていなかった。
かねさんよりも悪意のあるのはあの刑事で、無能ではなかった事を最後に示してくる。
一番強いのは伊織で、彼女が居たからこそであったが故のあっという間の10年だったのだろうな。
相米作品でバービーボーイズといえば『台風クラブ』の「暗闇でダンス」だけれど、本作で「負けるもんか」使ってた事はすっかり忘れていた。
『スネーク・アイズ』 "Snake Eyes" (1997)
しかし、EDで途中気づいてからキャストロールどころではなくなる作品もそうはないわな。
事件終わってすぐ物語が終わらないのも予想外ではあるのだけれど。
定期的にOPのキチガイじみた長回しが観たくなる作品ではあるのだけれど、色々と思い出のあって好きな作品。
長回し込みで全体の半分は何が起こったかのミステリーパートで、そこから先はある意味の追いつ追われつが大きな密室内で行われ...。
散々周りからそういう扱いをされる事に何の問題もなかったのに、唯一信じていたものからそういう扱いをされることに耐えられなかった。
それくらいの心の拠り所だったのに、彼もそういう目でしか観ていなかったのが何よりも哀しかったのだろうな。そんな扱いしなければ彼の判断も違っていたのかもしれないのに。
ただし、タラレバは既になく彼の言うとおりの人生となってもなお笑っていられるようになったハッピーエンディング。
ニコラス・ケイジもゲイリー・シニーズもこれ以上無いくらいのキャスティング。
『木挽町のあだ討ち』(2026)
『木挽町のあだ討ち』(2026)
(2026/08/12 Amazon Prime)
割と見かけていた江戸の洒落っ気溢れる傘模様のビジュアルがこんなにもあっさり冒頭に出てくるのか。
スポットライトも広い舞台も、早々に理由がわかる。
何故片手剣と思ったが、これもまたそういうことか。
などと思っているうちに、何を探っているのか、何を怪しんでいるのかが見えてくる。ここは戯場国。
そこから先、徐々に明らかになる真相と顛末。まさに企みどおりに転がされました。
面白かった。
花となる場所がいろいろな出自のたまり場となるのは今も同じで、映画で言えば日活ロマンポルノとか東映Vシネマ、そこから最近となるとTVアニメに至る制作者の人材とか、キャスト的なもので言えば、一時期のお笑い芸人さんとか、最近の声優さんとか、いろいろな場所を目指していたものが流れ流れて集まったが故に起こる化学反応の面白さなのかなというのを改めて痛感する。
そんな、異種格闘技戦の面白さは...というのは脱線がすぎるのでまた別の話。
良く出来た脚本に良い役者が集まって、というのは本当に心地よい。