2026/11/04

「安達としまむら 12」(2024)入間人間

例えどんな時でも。
これは違う周回なのかそれとも夢なのか。
結局はどんな時もあの生き物が矢印を見せてくれるからこそ出会えるのだけれど。
まあただアレが示すのは矢印だけで、出会ってしまえばそこに落ち着いてしまう。
そうやって戻ってきたいつも通りは変わらない安達としまむらで、刹那を刹那と意識しながら楽しんでいる。

2026/11/03

「安達としまむらSS2」(2024)入間人間

行間を埋める、どころではない何気ないひとコマ、愛おしいひとコマ。
それらを繋ぎ、留める、空気があって、ふんわりした一つのものを形成している。
章を締めくくるものは、音声も映像もない文章だからこそ得られる、胸の奥になんとも言えないものを、瞳の奥が熱くなるものを、内包している。
いつまでも終わらなければ良いのにと思う未来、過去、現在と、お互い、そして関わった人たちのひとコマ。
愛おしい想い。
これ、永遠に終わらないな。SS14とかSS16とか、続いて欲しい。

2026/10/31

「創約とある魔術の禁書目録16」(2026)蒲池和馬

この感じ懐かしい。
「とある」ってこうだったよね、という上条当麻のアレコレ。
丸々一巻こんなのも良いよねと思っていたらやはりそうは行かないのね。
というかレベル0の行き着く先はそうなるのか。
さらに二番目も居るのなら三番目も思いきやここで再び台頭するのはお前かい。
そんな後半戦はともかく、懐かしい顔が揃った上条さんの日常。きっとまた束の間なんだろうけれど良かった。

2026/10/30

「凶乱令嬢ニア・リストン5」 (2024) 南野海風

思いのほか早く進んだな。
時間かかりそうだったのでほかのエピソードの裏でコツコツかと思っていたら、ニアの性格的にもこちらの方があっているか。
まあ、そんな中でも徐々に身内は増えていき、表も裏も積み重ねて行く。
結婚式はやれることを余すところなく詰め込んできたな。それもテンポ良く。
いずれありそうだった空賊とのやりとりは、さらに先の予感とともに人員補充。
準備は着々と進んでいく。

「凶乱令嬢ニア・リストン4」 (2023) 南野海風

舞台を国外に移し、対魔獣戦。
仕上げの対人戦は思いもかけずあっけなく。
冒険家リーノの名声は予想以上の結果を持って、ただまだ目標には程遠く。
てっきりアニ…紙芝居がメインになるかと思いきや、そちらシルヴァー家に任せて、ヒルデの方は既にニアも経験していたアレを膨らませるのか。
どちらも日本の、いや世界のテレビ史に残るアレコレな作品を彷彿とさせる。
まあその発展系なのがニアたちが目指す天下一なあれなのだけれど。
そんなことにも想いを馳せながら読み進めるのもまた面白い。

2026/10/29

「凶乱令嬢ニア・リストン3」 (2023) 南野海風

今回もニアの活躍を、と思っていたら彼女の活躍はバトルに関しては一休み。
その代わり今まで明確ではなかった大きなゴールの提示と、そのための一歩二歩となった。
結果的にはニアは少し引いて周りが進んでいく感じ。
リノキスの出自をまさかこんな形で使ってくるとはなあ。
さらにニアの状態も決してワンアンドオンリーではなく、これはどこかの時点で明らかになる前振りが出てきた。
その上でというのが早々となるのか大団円の手前となるのかも楽しみだな。
しかし前回の三女に引き続きで、次女のターンがこんな形でくるとはね。
さてどう転ぶか。

2026/10/28

「凶乱令嬢ニア・リストン2」 (2023) 南野海風

一見そちらの方に進むのかと思ったら。

それはそうではあったのだけれど、しっかりハードな方も進んでいくのね。
リノキスがどんどん凛々しくなっていく。変態度は変わらずに。
世界を固めていく過程として面白い。
シルヴァー家三女攻略。

キャラクターが増えていく過程で純粋に一人称とは言いずらくはなってきたが、彼のキレは相変わらずである。

2026/10/27

「凶乱令嬢ニア・リストン1」 (2022) 南野海風

テレビアニメに触発されて。

思っていた以上に一人称度が強くて、逆に彼(彼女?)のそのユーモアとも自信とも自嘲とも思える語り口を愛おしく思えてくる。
テレビアニメ同様に冒頭でまず引き付けられる。病床での冒頭。
そこから延々と病との戦いが始まるのだけれど、どちらもその特性をいかした構造で良かったと思うな。原作はもう隠し立てすることもなくひたすら彼と彼の見た世界を楽しむもの。アニメはまだどちらに振りきるのかもわからないもの。
そこからの、世界への足掛かりとなるエピソードがひとつ入って終了。これで十分引き付けられた。

2026/10/17

とある暗部の少女共棲 2話

長井コンテなニリツ絵が動いているED、良い。
麦野の朝のルーティンパートも、この気合入りよう。
ここで海鳥登場していたのか。原作すっかり忘れているな。

この途中省略してサクサク進んでいく感じは彼女たちらしくて良い。

「とある暗部の少女共棲(アイテム)6」(2026)蒲池和馬

前回のCパートから締めの話に進んでいくのかと思っていたらまだそうではなかったらしく、ただし、あの終着点に向けて時計の針は進んだし、それは、今度こそ次はということになるのかな。
今がアニメの放映時期というのもあって声の解像度が高い。
特に華野。
といった事はさておき、今回は流行に乗った、乗せたとあるなりのアレンジがベースになって、さらに大ネタは言われてみればイメージできるテクノロジー。『ツイスター』を主客を裏返したイメージをギュッとする感じかな。
敵方は益々今風になっていで、それを考えると、物語としては色味にかけるけれど生々しさは増す。その分彼女達側は昔から変わらない仕様なので、逆に良いコントラストができている。
こういうの本当に上手いよなあ。