「終物語 中」(2014)西尾維新 を読了。
ああ、これは当初描かれると言われていた鎧武者と蝸牛の話じゃないか。
結局それ以外が膨らみすぎて書かれずじまいで終わる可能性もあったのか。こんな大事な話を。
あと、今までの隙間を埋める話だったなというか逆でこれがあったからセカンドシーズンの阿良々木くんは良いところにならないと登場しなかったということだったのね。
まあこれで暦物語のラストか終物語の冒頭であんな目にあったという所に至ることが出来たのだな。。
それはさておき今回一番辛かったのは忍ちゃんだったということを説明されるまで気づかなかったのは何か悔しいなあ。
こんなにも腑に落ちる答えに気付かなかったなんて。
というか忍ちゃんに感情移入は元々ほとんどしていないからしょうがないか。
そして神原は最後のエピソードの主役になったのもこれを観ると納得だな。
元々一番そういうものに近い存在だったのだから。
で、話戻ってこのエピソードのアニメ化は忍ちゃんキャスト変えないとさすがにダメな気がするぞ。
少なくとも当初の平野綾クラスじゃないと。
どうするんだろう。
さすがにもうファイナルシーズンのアニメ化は無理かなあ。
傷物語も完全に機を逸してしまったし。
で、まあこれで忍野扇の正体は今度こそ判るのかな?
まだ下の次に続があるのが気になるが。
そして。
猫物語(白)を読んでると泣けるなあ。
この作品には一切出てこない羽川翼の身に起こることを考えると。