『銀色のシーズン』を観ました。(2008/01/12 at 日劇PLEX 日劇2)
今回は久々に初日初回、舞台挨拶付きでの鑑賞。
久々といえば日劇2での鑑賞もホント久しぶり。
さて、ここからはネタバレ付きの感想。
オープニングシーンの雪面のアップ。そして踏みしめる音。
しばらく行ってないよなぁ。なんてことを思い出させてくれる。
そこから先のスキーシーンは日劇ではなくもっと良いところで
観たいと思わせてくれる。
後はひたすら映画に身を任せるのみ。
個人的には、雪の上に横たわるヒロイン、雪降る空を見上げる
ヒロインの画面アップには思わずうるうる来てしまった。
そういえば夜の雪山への対空砲や、空から舞い降りて救出に
来るシーンなども、それぞれ別のものを思い出していた。
脳内こじつけなのだろうけれど、どれも好きなシーンなんだ
よなぁ。
田中麗奈が「動機」を淡々と語るシーンも好きだな。
変に感情爆発させないで淡々とってのが良かった。
隣のゲレンデはもしやそういう展開に持って行くのかと思い
きやその話を語るための舞台とクライマックスのためだった
のね。考えすぎた。(^^;
しかし、図らずも舞台挨拶で羽住監督の言っていた「この作
品は観る人それぞれで違う作品に見えるように作った」(だっ
たかな?)というのはこの作品を表すのに一番良い表現かもし
れない。
雪山、というだけでそこは特殊な空間。
そこはそれぞれが思い出を置いてきている場所だから。