2巻が借りられないうちに何故か先に3巻が借りられてしまったので、3巻を先に読了。
話としても2巻自体が割と独立しているし、たぶん問題ないと思う。
で、この3巻はアニメ化されている中では個人的に一番好きな「妹達(シスターズ)編」にあたる。
そのアニメ化の際にも思っていた「少々無理があるんじゃないか」と思えた部分はやはり無理があったものの、その紙面の多くを割かれているキャラクタの心理描写がアニメよりも話を面白くしている。
そして意外にも説教臭さは感じない。
各キャラクタをある意味愛してるんだろうなあ。
であるが故に殺されるシスターズには固有名詞を与えず、10032号は生かされたのだと思う。
で、まあ正直に言えば上条vs一通はちと盛り上がりにかけるかなあと思う。
あくまでも美琴に手を出させないことにこだわった結果の風車な部分をあともう少しドラマチックにできてればなあ。
そういう荒削りなところが魅力でもあり弱点でもある。
悩ましいところです。