2011/07/04

「とある魔術の禁書目録11」(2006) by蒲池和馬

アニメ2期「大覇星祭」編の次は「アドリア海の女王」編。

今回はほぼ全編イタリアロケ敢行(実写であれば)。
ということで魔術サイドの物語。

大覇星祭最終日のナンバーズで神の御恵みまで拒絶する幻想殺しの右手を持つ男上条当麻がまさかのイタリア5泊6日の旅に当たる。
同居人禁書目録と向かった先には法の書事件で出会った修道女オルソラと天草式十字凄教の面々。そしてその際渡り合ったアニェーゼとその部隊の面々だった。


で、この原作を読んで、アニメ版のこの話、いつも以上にダイジェスト色が強かったんだなと言うことがわかった。

たしかに良いところはそのままピックアップしてあったところが多かったがそれでもねえ。


で、この作品、イタリアパートの描写からロケして来たんだなあという匂いが色濃く残っているのだが、なぜかこれ読んで80年代の少女マンガを思い出したよ。
あの頃余白や巻末によくロケ日記とかあったよなあ。

漫画家なら「こんな感じ~」と絵で描いて説明するのを文章で思い切り表現している。


なあんか懐かしくてねえ。


そういう意味でも楽しませていただきました。