2011/08/05

「とある魔術の禁書目録2」(2004) by 蒲池和馬

長い間借りられなかった2巻をようやく借りることが出来、読了。

長いこと止めていた人がいたのだろうな。ただこれでこのシリーズの利用者が増えるのでしょう。
私みたいにしびれ切らして先の巻借りるような人ばかりではなかっただろうから。




閑話休題



新人作家によるシリーズものの2巻というのは往々にしてシリーズの核心に関わるような伏線がされているが特に多いと思うのだがこの作品もご多分に漏れずいくつかあるのだろうな。

姫神の存在もそうだし、今年が上条当麻で2年前がステイル、3年前はアウレオルスだとしてでは去年はというところがいまだに出てこない。右腕を切り落とされた時にでてきたものも何かしら意味がありそうだ。

視点を変えてこの作品単品に限っていえば、やはり初期は今と比べるとやはり荒削りだ。

説教がまだ未完成かなというかんじ。

アウレイオルス=ダミーとか各種のトラップの多彩さも気に入っている。

まあ強いていえば御坂美琴出番なしが残念だったくらいか。