『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 前編 はじまりの物語』(2012)を観ました。
(2012/10/06 at ユナイテッドシネマ豊洲スクリーン10)
テレビアニメ版は観ていて、果たしてこれをどうやって総集編的な劇場版にするのか?
しかも前後編で240分、30分枠12話の作品にしては長いような気もするしどうするんだろう。
というところでとても気になっていたのですが…。
(以降ネタバレのため改行)
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思い切って冒頭予知夢な部分を切ったり、いろいろな部分をより手を加えた事によって、よりファンシーな感じに仕上がっている。
ああこういうのもありかもね。
けど、元の話からして意味のある台詞のオンパレードであったが故にやっぱり台詞が切れなくて、さらには元々30分枠の連続アニメに特化して作ったものだもの。
ちょうどそこで一息入れるのがちょうど良い感じに出来ていた。
けっこうテンポ良くはしてるのだけど、さすがに辛いか。
対魔女戦も良かったけれど、病院屋上のシーンとさやかの願いのシーンの被せ方なんか結構好きなんだけれどなあ。
なんて思っていたら段々そんなこと考えられるような状態じゃなくなり…。
ああ、やはり予想通り前編はあそこらへん何だろうなあなどと思いつつ…。
かっけえ〜。
この為に冒頭変えてたのね。
全体の雰囲気もこんな感じだったのね。
さらに後編に大きな見所3つ共残したし。後編を観ると前編の台詞がすべて活きてくるというのが、果たして新たなお客さんにどう取られるかというのもあるけれど。
連続ドラマとしてのあの引きの魅力をどうしても残したかったのだろうなという意味での前後編だったんだね。
そういうのがすべて最後に明らかになると言う気持ちよさ。
これがテレビ放映時の気持ちよさでそこがまるまる劇場版で味わえるとは思っても見なかった。
後編観たらまたもう一回前編観に行ってしまうかもしれない。
はっ、作り手の思惑にハマっているのか。
このための前後編でもあったのか。