文字通り夢の各国連合艦隊が異種生命体の圧倒的な科学力の前に為すすべもなく崩れ去っていく。
対する人類の切り札はその能力を最大限に引き出すストライカーズユニットを履いたウィッチと呼ばれる少女達。
まさかハリウッドに丸パクリされるとは思わなかったなあ。(嘘)
というわけで『ストライクウィッチーズ劇場版』(2012)を観ました。(2012/10/27 at DVD)
やはりライン川を遡上して艦砲射撃で援護する大和はいいなあ。
天城の甲板の広さも人視点のショットの生々しさがあって魅力的。
その天城が氷山に激突した後の描写、実は結構判りやすかったんだね。
外装描写からの内部の切り替えでどこで事故が起こったか示されてる。って当たり前のことをやっていたのを初見では気付いていませんでした。
そういえばエイラとサーニャが雲の上飛ぶのが寒くなってきたからと雲海の下に降りた時に霧の中出会ったのは大和だったな。
ゼロの水上艇と共に彼女ら発進していたしね。大和乗員は芳佳に足を向けて眠れないからねえ。
しかし芳佳の留学話って実は再びヨーロッパ戦線が活性化する兆しが見えたので再投入するための口実だったのだよなあ。何もなければそのまま本当に留学だったのだろうが。
まあテレビアニメ1期も似たような状況(墓参りと言って連れ出してそのまま戦線投入…は言い過ぎか)ではあったものな。
けどまあなんといっても芳佳復活は燃えるなあ。理由なんてどうだっていいじゃんというレベルの潜在能力の高さを常に見せられてきたから違和感ないよ。
もちろん芳佳のジープアクションも最高だ。
魔法力の無い芳佳が持つ機関銃の重量感とかジープの大きさに対して小柄な彼女が文字通り体当たりで転がすジープはまた迫力満点でした。
そしてラストにようやくでるタイトルロゴとその後にでっかく出た「つづく」の文字。
最後の最後まで燃えさせてくれました。