「人類は衰退しました7」(2012)を読了。
「妖精さんたちの、ちいさながっこう」
衰退し始めて数世紀、最後の学舎の卒業生であるわたしの下に持ち込まれた新たなクレーム、いや要望は「子供たちに未来を」。
子供たちに対する教育の依頼でした。
そして始まったわたしを始めとする教師たちと3人の子供たちとの闘いの日々。
ということで、これに「増えすぎた妖精さんたちの捕獲作戦」も加わって変わらない混沌の日々は続いていきます。
いつもとは少し違う立ち位置のわたしちゃんでしたが自分を取り戻してからの通常営業っぷりが良かったな。
いや、本来人見知りなので終始一貫わたしちゃんではあるのだが。
AとBはやはりそうなったか。Y歓喜。(笑)
「人類流の、さえたやりかた」
いつもと違うタイトルの付け方に実は最初からヒントが隠されていました。
知覚する側の属するカテゴリーの違いで認識に相違が生じるという話の私の初体験は手塚治虫の「火の鳥」だったな。
あれほどの目から鱗の発想はその後もそうそう出会っていないが、そうか、彼らにとってはあそこらへんに妖精を感じるのか。
しかしまさか、ヒトモニュメント計画が実際に完成するとはねえ。
何かぴおんちゃんたちとキャラ被ってる気がしないでもないが良かったな。
さて、まだまだ先は長そうだ。