(2014/9/10 at 機内上映)
まず最初の旋律でああ、ゴジラ好きなんだなと感じさせてくれた。
厳密に言えば東宝特撮ものの香りか。
それでいて間違いなく最近のアメリカ映画なんだよな。
なんて思って見ていたら。
これはまごうことなく平成ガメラシリーズじゃないか。 いやいや予想外のびっくりだよ。
Mutoが出てきた時点で少しだけそう感じたけれど
いやまさかねえと思っていたら。
冷戦時代の原爆実験の件は特に好きだなあ。
とかいろいろあるのだけれど、逆に引っ掛かったのは
奥さんが最後まで残っていたところ。
何かもうひとつ弱いんだよな。
結局三人三様なドラマを作り出せているのだけれど、
あともう一工夫欲しかった。
話戻って最近のアメリカ映画の匂いを色濃く持っている
ということは、ある意味とてもゴジラなんだよなあ。
過去から今に至るまでゴジラは常に時代を写す鏡であった事を
考えるとしっくり来る。
いやいや予想以上に楽しませていただきました。