「GOSICK -ゴシック- BLUE」(2014)桜庭一樹 を読了。
「GOSICK -ゴシック-」シリーズの最後、そして前作「GOSICK -ゴシック- RED」においては既に活躍の場をNYに移していたが、このBLUEはヴィクトリカと一弥が移民としてアメリカの土を踏んだその日の出来事を描いた話。
彼女たちが何故あの場にああいった形で居を構え生業を成していたかがよく判る一編となっている。
既にREDどその一つ一つのアイテムが特徴的に描かれているものをこういった形で見ることが出来るというのはやはり楽しいな。
劇中のワンダーガールはかなりの部分がスーパーマンだなと思っていたが、徐々にそこから離れ、スーパーマンには訪れることのない幸せを持って終わっているのが良いな。
そしてまあ頭の中に映像として終始浮かんでいたのはタワーリングインフェルノだったな。
いやいやあれは本当に良いものだ。
いやいやホントに楽しかった。
また続きが読めるといいな。