何というかこれはもうセンスの賜物なのか。
もしくは世界を理解したからなのかもしれないが、淀みなく良いテンションのまま魅せてくれたなという感じか。
ラケット屋の件も世界を股に掛ける件も銀行にせよ何にせよ魅せてくれる。
言葉と絵による説明の配分も、そう、どちらかというと良質なビジュアルコミックを観ているかのよう。
今から思えばやや退屈気味だった前期をちゃんと見ていて良かったと思う。
まさかこんな形で昇華するとは。
「な〜〜んだか、私の脳味噌小包にして送ってあげるのが一番早そうね。」