二十面相、そして黒蜥蜴。
黒蜥蜴の扱いはちょっと雑かなと思ったが二十面相はオーソドックスながらそれを逆手にとってこの作品に嵌め込んでみたという感じか。
橋場のポジションがずっと今ひとつだと感じていたのだが、ようやく(でもないか)判ってきた感じ。
唯一の視聴者ポジションかなとは思っていたのだが、どうやら後半に絡める気が満々の模様。
乱歩作品を扱ったものの定番の一つ、登場人物がひとり残らず頭おかしいの法則に突入してくれそうで嬉しい。
そのためのこの作品のテイストだろうしね。