シリーズ第5作「ヘヴィーオブジェクト 死の祭典」(2011)を読了。
5作目と呼んで良いのか?
今までの主人公達は出て来ない番外編。
但しその世界や時代は同じなのでそのうちに何かあるかも。
さらにたぶん関係者の身内もいたかもしれないし。
で、今回の主人公にはオブジェクトとは闘わせなかった。
それをやってしまうとクエンサーたちのやっていることがどんなに特殊なのかが消えてしまうからな。
それも彼らより年下の、たぶん大多数のエリートたちに近い年齢の女の子に。
で、テクニカルに特化した世界のグロテスクさは本編より出ていたし、魔術と超能力のない禁書という意味でも本編より本編らしかったな。
番外編ではなくなる日が来てもいいかもね。