まったく目が離せない状態。
あのバスにはそんな秘密が。
そして歴史は彼女には関係ない被害者にも魔の手が及んでいく。
この作品、改めて凄いなと思ったのは主人公の能力というSF的な要素はあるものの、メインはむしろ児童虐待と児童誘拐という二つの社会問題に対して正面から立ち向かっていること。
その二つの状況から脱しない限り彼女に未来はない。
さらにそこから脱するためには狡猾な後者を白日の元にさらさない限りいつまでも続くこととなるのだ。
ミステリーの体裁を持っている限り、だいたい3話までの間に真犯人は出ているはず。
そして何故なのか?
理由のありなしに関してはまだどちらもあり得る。
話は佳境に入っている。
一人の死者も出さずに終わることができるかどうかも判らない。
最後まで気を抜けない。