ブエルやサハルなどの攻殻前史として必要な側面は予想通りなところに落ち着いた。
が、それよりもこの物語単体としての主軸である二人の関係の主観の主従を最後の最後にひっくり返して、実は福音の物語のふりをしたクラリオンの物語だったことを暴露して終わったことにまた惚れ直してしまった。
まさに、夢を見ているのはだあれ?
素晴らしかった。
今期一番のお気に入りは「僕だけがいない街」や「この素晴らしい世界に祝福を!」をも超えてこの作品となったな。
「な〜〜んだか、私の脳味噌小包にして送ってあげるのが一番早そうね。」