「ロックイン—統合捜査—」"Lock In"(2014)John Scalziを読了。
スコルジーの作品はどの作品も安心して読めるな。
この作品も見事でした。
近未来感の落としどころもこの作品のアイデアならではのもの。
遠くも近くもないと思わせてしまうのがね。
あの国が国力の限りを尽くしたらどの分野でもある程度いけそうな気がしてしまう。
そしてそういう状況をまず作り出してしまったところでこの作品の勝利の半分は確約されたようなものだ。
そして残り半分はそこに何を放り込むかだ。
富豪刑事みたいなFBI捜査官とかでなければ解決できないような事件。
それら一つ一つが琴線をかきならしてくれる。
これならいくらでも続きが出来そうだなあ。
書かないかなあ。