最終回。
まさかのオチからの続編予告。
見事でした。
まあ会長はおまえが言うなだったんだが、まあそれもしょうがないわな。
小夏が両親を継ぐものとして存在しているのも良いな。
本来の親から子への流れと、落語というもののそれとの対比。
それを復讐として機能させるふりをして、実はそれこそが彼が望んだ愛情へと繋がっていたり、一方で彼が小夏に対して抱いている感情は嫉妬なんだよなというあたり。
愛憎は常に紙一重で、故にそこから先に繋がるものが繰り返す悲劇を予感もさせるのだが。
与太郎の一席のくだりは良かったな。
当然、今でも人との溢れる場も存在するのだが、真打ちとなる状況の与太郎でもこの状態であるのもまた現実。
何というか山寺宏一や石田彰の打ってきた一席と比べると少し落ちるように感じる関智一という図式はディレクションなのかキャスティングなのか。
しかし、MBSは本当に良い仕事が続いているよな。