『殿、利息でござる!』(2016)を鑑賞。
(2016/06/01 at イオンシネマ海老名 スクリーン4)
事前に出ているビジュアルインパクトや軽いストーリー紹介などからイメージした通りの滑り出しで始まったと思ったら、いや確かに想像通りの話運びではあったのだけれど、これはもう見事としかいいようがない。
無駄なものなんてほとんどなかったんじゃないか?
目の前に今まで出されていたものが次から次へと畳み込まれ、話を右へ左へ転がしていく。
癖のある役者たちの配置の仕方も終わってみればこれもまた見事。
で、確かに殿はこれしかないよなといううまさ。
本当に役者じゃないのか?〉羽生結弦
その登場のさせ方から退場に至るまでの使い方、見事でした。
まあ、まずは話の運び手であった瑛太と鍵となった妻夫木聡から賛辞を始めないとダメか。