おお、前回少し心配していたが綺麗にまとめたなあ。
美馬側があれを持っていた時点でそれはあるかなと思っていたが、持っていきかたが上手かった。
美馬で言えば彼がそうかそうでないかの出し方も良かったな。
さらにはそれが、無名の二人それぞれに対する対応の差がいい感じなんだよな。
そこで三人の関係が成立するというところも。
赦すというシークエンスというか余地をキャラクターに与えたことも良かった。
判り合うとは別なんだよな。
そしてそこを繋げるのがお姫様というのも今までがあったからこそ。
彼女に対する信頼は今までで十分すぎるくらい見えていたから。
奇蹟の度合いも道半ばというのも良い。
まだまだ越えなくてはならないこと、もしかしたら叶わない夢かもしれないものがあっても、それを描かず、受けとる側に委ねてくれたということだから。
そうそう、見ていないで言うのも何だが、実写化するなら進撃よりこっちの方が良かったかもね。
少なくとも邦画実写とはこちらのほうが全然相性が良いよ。
まあ最後まで違和感あったのはOPくらいか。
単体なら良いけれど、本編が澤野弘之ワールドである以上エゴイストとは合わないと思う。
あと、主人公声が最後までうしおにしか聞こえなかったのはご愛敬。