なかなか手を下そうとしないのは、もう少し情報を手に入れた方が良いと判断したからか。
その甲斐あって二つの重要な情報が。
あのときは彼らにも正しい情報は与えられていなかったこと。
襲撃者は密告者の示してきた数と合わなかったこと。
誰かが彼を彼と理解しつつ泳がしている上に、間違った情報で操つろうとしている時点で4人目が今回の黒幕の可能性が高いのか。
最初の彼といい、気の良い奴ばかりなのがまた4人目もしくは密告者の黒さを引き立てる。
「な〜〜んだか、私の脳味噌小包にして送ってあげるのが一番早そうね。」