この作品と並走する形で存在していた作中の仮想雑誌パチレモンがまさか作中の重要なファクターになろうとは。
一部のライトノベルの縛りになっているハーレム学園物に対するひとつの回答になるであろうこの作品の行方は、
2年目のヒト夏をもって変わりそうな事態を匂わせつつ次巻へ。
それは堪え忍ぶタイプの二人によって火が着きそうだ。
そう、これの一年前があのアニメの最終回だったんだよなあ。
あれは素晴らしかったが、そこからこの状態にまで話が進むとはね。
鋭太のヒメ押しがこんなに酷かったかなと思わざるを得ないところを除けば、良質なジュブナイルしてるんだよな、実は。
詰まるところ、鋭太がいなくては生きていけなさそうにないのが真涼しか居なくなってしまった時点で結末は見えているのだが、それでも無事最後まで走りきって欲しい。
まあまずはヒメとカオルからだな。