2017/03/11

昭和元禄落語心中 - 助六再び篇- #10

ああ、ここでとうとう氷解するのか。
姉さんにはその能力の高さからむしろ創作をと言うことまで考えていたとは。先生さえも気づいていないのに。
しかしここで奪いに来るのか。せっかくの娘の幸せにも繋がりそうなことなのにとも思ったが、あれは八雲に取り憑いているのであって彼女の父親とは違うものだからな。
野晒しからの野晒しはまた見事。
そう来たか。