「妹さえいればいい。3」(2015)平坂読
京のサプライズから遊園地、動物園、水族館。
極めてプライベートなあの小説は一生誰にも見せないだろうな。というか見せられないだろうな。カニ子は色々わかっていて書いている訳ではない分残酷ではある。
作中の本人の葛藤とは裏腹に伊月は間違いなく主人公と化している。
これはハルトもナユもこの先ツライなあ。
そして千尋との関係性が明らかになるかと思ったら更に新たな存在が。
この先関わってくるのか。
父親は間違いなく伊月に誤解されていることが確定したというか読者に分かるということは本人も自覚してると見るのか、当人だから気づかないのか。