『ナバロンの要塞』"The Guns Of Navarone"(1961)
(2018/02/02 at NHK-BS 録画)
こちらはJリートンプソンとディミトリィティオムキン。
原作は有捨山くりん…じゃなくてアリステア・マクリーン。
とてもらしさが光ってるよな。
ここらへんの作品は本編観るよりも前に曲ばかり散々聴いていた口だからやはり音楽のほうが耳に残る。
立案者でさえ不可能と思うような作戦の為に集められた6人のスペシャリスト。さらにそれぞれの思惑も様々ありという中、作戦は成功するのか。
まああれだけむちゃくちゃな状況であったからこそ侵入できたりとか、偶然が重なったればこそ上手く行った部分はあるけれど、それ以上に彼らだからこその最後の運を使うことで成し遂げられたとか、その為に幸福の遺伝子を持つものが代償になったり(けど彼も生き残っているあたりで彼の持つ幸運が鍵だったとも見えなくない)話とキャラの関係性の作り方が上手いよなあ。
何よりも彼らにとって幸運だったのは、当初のリーダーが途中負傷退場した事で、崖登ったら後はやること無さそうな主人公が先頭に立つことになり、それが幸いした部分が実はかなり大きいと言うのがまた。
怪我しなければ全滅してた可能性が高かったという皮肉。
まあ皮肉は彼らの本来の職業との関係にもあるのだが。