BEATLESS Final Stage #21/#22/#23/24
ヒギンズを停止させようとするアラタとレイシア。その行く手を阻む者は。
ここに来て干渉し始めた世界各地の超高度AI。
よりによってここで紅霞とスノウドロップ投入とはエゲツなさ過ぎるな。しかもそれぞれをえげつない使い方で。
さらにメトゥーデがほぼオーナーの命令を聞かない状態で存在し、その上ヒギンズはこの状況を打破する為の手段として世界と直接コンタクトが取れることが必要だと頑として譲らない。
この状況を予測しつつも徐々に削られていくレイシア。
密度の濃いラスト4話でした。
彼女達によって提示された未来。ヒギンズ達が隠していた物等などここに来てのガジェットやそこから理解する真実。一つ一つが明確な目的をもっていてさらに厚みが増してくる。
純粋にSFしている作品自体は多くはないものの定期的に来てはいるがその大部分が腰砕けやご都合主義に流されてしまう中、よくここまでやりきったなと思う。
素晴らしかった。