演劇ユニット金の蜥蜴第14回公演「荊姫-いばらひめ-」at 築地本願寺ブディストホール
演劇ユニット金の蜥蜴第14回公演「荊姫-いばらひめ-」の2019/02/16昼の回を観てきました。
2013年の第八回として行われた同作の再演。
日記を見ると2013/02/16昼の回を観ていたようだ。おお、私、絶賛している。
そんな感じで事前に昔の日記を読み直したりしての感想。
やはり見始めると色々思い出してくるなあ。
これは確かではないけれど以前と比べて舞台を広く使えてるのかな?
柳の木の位置を舞台袖に移動した?
おかげで広く使えている分舞台を広く使えているのと、もしかしたら再演ということもあってか以前より整理されて、結果としてとても見やすくなったように思いました。
ただし、それはまったく同じ理由で以前感じた詰め込んでいる感が減った分勢いで押し切って来たものが少し弱くなったかなとも感じました。
これはファーストインパクトとうらはらなものでもあるのでどちらが好みかというのもある一方で、再演として今回見られたからこそどちらも見ることが出来たということもできる。
いずれにせよ再演というものが同一公演期間での変化を見るとはまた違った貴重な体験をさせてくれるということを改めて思い出させてもらいました。
で、今回役者というか役柄として特に良かったと感じたのは晴明。
あの物語に自然にスッと入ってくる所はとても晴明らしくて良かった。
そして物語にスッと入ってくると言えば物部保人。おいしい役柄とはいえその存在感ならではというところもあったかな。
楽しませていただきました。