シュトロームの過去。
自らにも起こり得るという潜在的な不安から義憤に駆り立てさせて実際の被害が全く無いにも関わらず暴動を起こさせるという過程の何と見事なことか。
その代わりにやり口から足がついてしまったのと、相手の実力をみくびって手痛いどころではないしっぺ返しを食らってしまったのはいただけない所だが。
ただこれで彼が帝国をこのような形で滅ぼした事と、それが達成された事で目的を失ってしまった事がようく判った。
そして周囲がこの状況から先に進む為にシンを充てがうことを画策したことも良いチョイスだと思う。
元々の自分に近い思想だからこその近親憎悪も出てきそうだしね。
まあ彼らも相手の実力を見くびっていたことになるのかそれとも。
本当に見事!