同じ物語を体験した勝という存在がここに至る伏線となっていたとは。
それ以前にもう代替わりしてでも生き続けることに興味を無くしていたからというのもあるだろうけれど。
そしてお前はそこにいたのか。
そしてお前もそこにいたのか。
物語は彼の未来を描いて終わる。
その彼の姿はかつて彼が憧れ、彼がかつて恋した女性と結ばれた男を彷彿とさせる。
ダウンロードは失敗していたが想いは受け継いだんだな。
本当は進みたかったであろう未来へ向かって。
さて、正直に言って今まで代表作はうしとらだと思っていたけれどそれよりももっと大きな物語を描いていたんだな。
それを知ることができたという意味でも見ることが出来て良かった。