そう、ここまでは約束された未来。
いかに辿り着くかというところで彼らの倫理観が露わになる。
トルフィンはあの状況の一因を自分の行動の結果とは考えず、結果のみに心を縛られる。
どのような経過を経てもそうだったかという事に関する答えは同年代の子供達との顛末にある。
そして繰り返しからの口から出ることとなった父の言葉に。
その意味を彼が知る日が来るのかが物語の一つの到達点となるのかな。
それとも通過点となるのか。
「な〜〜んだか、私の脳味噌小包にして送ってあげるのが一番早そうね。」