2019/09/28
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』"ONCE UPON A TIME IN THE WEST"(1968)
(2019/09/28 at 新宿ピカデリー シアター5)
まさか映画館で観る事が出来るとは思っていなかったこの作品を観てきました。
年齢層は先日この映画館で観た作品と30〜40歳くらい違うなあなんて思いながら本編に臨んだのですが。
やはり何度観ても1シーン1シーンが愛おしくて涙が出てくる。
いや、もう何度も観ているからかも知れない。
今ならシャイアンやハーモニカ、ジルやフランク、何ならモートンとかステーションとかマクベインという単語だけでも涙腺緩みまくってしまう。
二度見ると分かる意味とか、何度も観て知っているのにそうきたかと思ってしまうところとかだらけで、もう溺れてしまうしかないです。
作品全体が示しているものからキャラクター同士の関係性に至るまでマクロで見てもミクロで見ても想いは尽きないし、時間の使い方にしても消費する時間から過ぎゆく時間、省略された時間や至るところにあるローマ数字まで徹底して放り込んでくるし、音楽はそれこそ作品のトピックからトリックに至るまで上手さが際立っているし、それこそ目のアップの使い方だけでもお腹いっぱいになってしまう。
もうこんな感じで取り止めもない思いでまだぐちゃぐちゃです。
そう、思い出した。
最後に一本だけ映画を観ることが出来るとしたら迷わずこの映画を見たい。
それは今回も変わらなかった。
とりあえず明日も見に行くかな。