「な〜〜んだか、私の脳味噌小包にして送ってあげるのが一番早そうね。」
安達としまむら #09
感じていた不穏な空気は杞憂だったようだ。
むしろ安達に幸せを与えてくれた。
しまむらのペンネームが無意識に彼女に衝動を与えたようだ。
妄想からの思わぬ形でのわんこへの憧れの成就。
歯止めの効かない感情はまだ気づかないふりで成り立っている。
危うい所でまだ安達のターンは続く。