「な〜〜んだか、私の脳味噌小包にして送ってあげるのが一番早そうね。」
安達としまむら #10
当然のように4月が来て一喜一憂する安達。
リセットされたクラスで今を見直すしまむら。
名前は初めて知った。
本名だったのかとも思った。
距離の取り方や概念は人それぞれ。
安達と仲良くしているのをよく見かけていた上でしまむらに声をかけるのはまあ普通だが、しまむらならそういう反応になるので。
一方初めて明かされた広い屋敷で一気に広がる背景。
対比という形で世界は形作られていく。