「な〜〜んだか、私の脳味噌小包にして送ってあげるのが一番早そうね。」
裏世界ピクニック #04
置いてかれた。
今までは出向かなければ踏み入れる事の無かった向こう側が積極的に関与してくる。
これは怖いがたしかにソラオちゃんはその感覚が既に抜け落ちている。
サラッと語るソラオちゃんの過去は彼女の気付きたくない真実に満ち溢れていた。
たぶんトリコも。
だからこそ。