「扇物語」(2020)西尾維新
おうぎライト。
これがどう扇ちゃんの名を冠する物に繋がるのかと思いながら読み進んでいたが、そこに至る為の物語だったとはね。
久々の故郷行脚で今までを色々思い出しつつ、最後は原点に戻っての後味の悪い終わり方。
偶数章の使い方も見事でした。そう締めるのか。
文字通り締められた阿良々木暦の三度目の危機。(笑)
おうぎフライト。
前作の作中でメタに紹介された撫子編は前作とも繋がる謝罪に関する物語。
その後でしか語られなかった彼女達のその後も臥煙さんはアフターケアしていたのか。
見ることで認識といった感じなのか。
しかしラスボスはまさかのそこなのか。
しかもメンツは撫子の言う通り敗者復活組となる3人。
貝木生きてたというのが正直真っ先に頭に浮かんだ感想だが沖縄。
恋物語を思い出す。