「裏世界ピクニック2 果ての浜辺のリゾートナイト」(2017)宮澤伊織
続いての2冊目。
これを読むまではテレビアニメの構成はアレで良かったと思っていたけれど、普通に原作順に「箱の中の小鳥」を締めに持ってきた方が良かったんじゃ無いかな。
もしかしたらやりたくも出来ない理由があってもおかしくない作品ではあるのだけれど。色々な意味で。
まあ、2クール目予定していてこれが1話目というのは十分ありだからな。
物語が別のフェイズに移行するという意味で。
割と構成以外は忠実にアニメ化されていた部分は同様に面白かった。
しかしまさかそこから本格的にヤバい方にシフトして、そこで彼女の今までが一つの形となるこの2冊目の最終話はその構成も内容も加速して面白くなったと思う。
いかんせんこんな事が作品中で起こせるのは早々ないので次巻からは別の楽しみ方になりそうだがとりあえずこの先を。