『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q evangelion:3.33 you can (not) redo.』(2012)
(2021/08/15 at Ch.NECO録画版)
毎回ある彼女の鼻歌の年代はヒントだったのかな。少々幅はあるが、どれも彼女の耳に入るのが同じ頃でもおかしくはない。
あれ?イントネーションはわざと?と思ったがそこに関してはアレに限らず彼女だけ特別なのか。
さてこうやって改めて観るとホントQとシンは前二つと違って一つの作品だなというくらいの結びつきの強さを感じる。故にQは説明不足過ぎなきらいがあるし、多分消化しきれていないからの下手くそ感が出てしまうのか。
下手くそというのは各キャラの感情の発露の仕方であってそれは各キャラとしてのブレではない事が難しくしてしまったところかな。
前2作がとてもわかりやすかった分余計にそう感じる所もあるのかな。
このクオリティや情報量は前2作を凌駕するものではあるけれど。前2作がシンプルであったのもその為?
庵野版シンゲッターが見たくなるシーンがいくつか。
艦船群の使い捨て感よ。
Mark09パイロットと綾波との違いというのは思っていた以上に大きかったな。
クローンをちゃんと別人格として描いているし、周りもそう扱っているという事も描いているのはこの作品で一番好きな所の一つとなった。
割と初期に理解しているけど認めようとしていなかったんだな。
あんたのオリジナルというミスディレクション。
メモしながら観るとこんな感じかな。