「死物語[下]」(2021)西尾維新
なでこアラウンド。
モンスターシーズンの最終話。
身も蓋もない撫子の誕生の秘密から始まり、それが臥煙さん側の大きな一区切りに繋がろうとは。
西表島というか南の果てまで行って集結する物語を過去に2本ほど読んでいて似たような匂いを感じたのでまさかとも思ったがまあそこから先は読んでのお楽しみ。
いくつか言えるのは「恋愛サーキュレーション」の破壊力はたしかだったなという事と、これが一体どの時点で仕組まれていた事なのかがとても興味深いということかな。
ホントにすっと腑に落ちてしまった。
臥煙さんの足が地に着いたのを初めて見たよ。