「ヘヴィーオブジェクト 人が人を滅ぼす日」(2021)鎌池和馬
冒頭からマリーデイ主役のワルシャワ防衛戦の密度の濃さ。
その結果が降りかかるクウェンサー達という状況からの今まで登場してきたメインキャラすべてが繰り出されるオールスターゲームに突入。
どれだけの幸運に恵まれればというシークエンスはあったけれど、何よりもそもそもクウェンサーの今までの生還率異常だものな。という事にしてその先は楽しんだかな。
原点のいかにしてオブジェクトをクウェンサー達が攻略していくかで締めていたし、まさかあの彼まででてくるとは思わなかった。
おかげで結末を迎えられたと見て良いのかな。
という訳で無事大団円。
一点突破型のホラ話を突き詰めていくとというのはフレミングの007シリーズの根っこの一つで大好きな作劇法なのだけれど、それをここまでやってくれるとはねえと毎回楽しませていただきました。
アニメも続きやらないかなあと思いつつ。