不穏なタイトルにドキドキしながら読み進めていったが、到達したのはたぶん最初から決まっていたであろう物語。
何故右目が左手がとか空魚と鳥子であったのかはそうだったのか。
そしてそこに至るまでに語られる小桜であったり夏妃達の形。
どちらも二人の行く末の可能性であったんだな。その上での二人となっているのがオーソドックスではあるが良い。
小桜、たぶんもうダメなんだろうなあ。いつか戻って来れなくなった所を発見されそう。
まあ戻ってこれなくなるというかいつかこちら側と完全に縁が切れそうなのは二人の方だけれど。