ノケモノたちの夜 13話 最終回
気がつけば、夜という名の特殊な時間帯に魅せられた色々な者達の物語だったんだな。
だからこそ彼女はその目の光を奪われなければならなかったのだと思う。
無いからこそ見える者になるという立ち位置を再確認して先へ進もうという終わり方。
終着点も、何かを達成するという事ではなく、いつか来るであろう束の間の終わりまでとなるのか、契約を違えてでも彼女にそれを返す事で迎えることになる終わりとなるのか。
逢魔が時を渡り歩く旅は続く。
「な〜〜んだか、私の脳味噌小包にして送ってあげるのが一番早そうね。」