前回のあの状態からどうするのかという所からのこの展開。
そもそも最初から彼女の衝動が始まりだったんだよな。
そして自分達が火を着けたものが何だったのか思い知る。
あの睦の今まで見せたことのない程の無機質感はどこに繋がるんだろうな。
うん、感想まで迷子になってる。
燈は「また駄目になってしまった。もう嫌だ。」と昔に戻った事で祥子との出会いの追体験を祥子ではなく初華とすることで自分の中にある火の使い方を思い出す。
まさかのポエトリーリーディング。
これは予想つかなかった。
しかも回を追う事で完成させていく。
この燈の今回の過程を見せられたら祥子の燈に対する劣等感がさらに刺激されるのだろうな。
祥子がCRYCHICの最初のライブで気づいてしまったこともそれかも。
だとしたら今回の睦にも納得がいく。燈に対して同じ劣等感を持った祥子を動かすため彼女達の再結成はこの上ない燃料になる。Ave Musicaへの最後の一押しが初華から始まるというのが。
楽奈が離れたのは燈が熱を失っていたから。
再び火が灯ればおもしれー女(の子)と言って戻ってくる。
野良猫は今までも翻弄してきた立希を引き摺りだす。
あの場に連れてきてしまえば立希はチョロい。
そして少しだけ自信を身につけた燈はようやく言い淀んで言えなかった言葉を愛音にぶつける。
愛音に伝える為に湧き出した詩は曲に載せる事をせずとも彼女に伝わる。
そよを引っ張りだしたのは愛音。
似たもの二人というのはここで生きてくるのか。
祥子のように終わらせようと思うが彼女には出来ない。
さらには自分には出来なかった事をする燈。
祥子には出来ない事をする燈にそよは欲しかったものが目の前にあった事を知る。
さてCRYCHICにはなかったものはというとCRYCHICでの経験を経た上での出会いや経験、あとは祥子と睦の隠し事が何なのか次第なのだけれど。