(2023/08/26 amazon prime)
エンドロールの終わりにあの曲はやはりニヤリとさせてくれる。
三層目入って早々に、ん?これはEmpire Strikes Backかと思いきや007だよなあこのスキーアクションとその音の付け方はとなる辺りが好み。
序盤からのコンゲームものの仲間集めの軽快さとか、かと思えば常に追ってくるモルのファムファタルっぽさとかそれだけでも十分なのにそれがノーランの映像感世界観の中で起こる心地よさ。
第一層時点ではそんなもんだよなあと思っていた体感時間の違いが深層に潜るに連れてのというギミックが、コブとモルの生きていた時間の話だけではなくタイムリミット4がけのクロスカッティングというある意味人間が体験できる永遠と刹那の両方で生きている辺りは本当に見事というしか無い。
夢とは言え世界に階層があるのはアンバー好きとしても通じるものを感じた。
そういえばこの前観たブレットトレインは新幹線にブラピと真田広之だったがこちらの冒頭はレオと渡辺謙だったなというどうでも良い話。
キリアンマーフィー当て書きなオッペンハイマーというノーランのインタビューを聞いてついこの作品を見たくなったのでした。
ピートポスルウェイトを久々に見た。