ザイン大活躍、いや活躍回と思わせておいて、実はハイターとフリーレンの信頼関係の回だった。
今を通して過去に思いを馳せるという構成はこの作品の背骨だものなと改めて認識させてくれる。
ついでに、ではないけれど見えてくるフリーレンの本質。
そしてBパート。
シュタルクの過去との和解がメインなのだけれど、そんな事はどうでも良くなるくらいのフェルンの視線の演技の素晴らしさよ。涙出てきたよ。
一つ一つの出来事の積み重ねが今を形作るという意味ではこの上ない構成。
結果として最後のシークエンスでシュタルクに対するフェルンの立ち位置が完全にパーソナルスペースに。
Aパートは現在を通して過去に思いを馳せていたがBで見せるのはまだ見ぬ未来、いや、ようやく辿り着いた到達点に素知らぬ顔をしてママとしての役目を果たす。
それをザインは見ているんだよなあ。
年上のお姉さんを誰よりも欲するザインが。(誤解を生む表現)