2024/02/23

『地球最後の日』 "When Worlds Collide" (1951)


(2024/02/23 Amazon prime)

これもCopilotにオススメを選んでもらった作品。
その出したお題に対してかなりズレた回答だったのだけれど、巡り巡って間違いではなかった。
どうやら彼(もしくは彼女)はSF作家ネビルシュートとリチャードマシスンの「地球最後の男」の主人公がごっちゃになった上に、何故か「男」が「日」になってしまったらしい。
さて、無駄話はこれくらいにして。
制作年代もあるがプロデューサーがジョージパルという事で観ていくと、とてもらしい作品だった。
出自は冒頭で触れられる通りのノアの方舟で、故にこの作品以降に作られた同じ出自の作品を連想させるものも多い。近年の作品(と言えるほど既に近くもないが)でいえば『ディープインパクト』もスタートがこの作品だったと聞いて納得。
とても時代背景が色濃く残っていて、人道的な主人公達と現実的な人達の行動と双方描くバランスが割と好き。
前者が強いと嘘くさく、後者が強いとこの時代では話が成り立たせるのが難しくなる。ヌーベルバーグやアメリカンニューシネマはまだ先の話。
原作もあると知ったので、本作品を観た限りでのツッコミどころがどこまで準拠なのか読んでみようかな。