初見でこの作品を日本語字幕も吹き替えも無しに観るのは無理…。
冒頭からノーラン100%である事だけは分かった。
(以上2024/12/31記)
(以降2025/1/1記)
昨日は無かった日本語字幕&吹替が無事実装されたようなので改めての鑑賞。
(昨日は冒頭少しだけ観て断念)
狂ってる。心底ゾッとした。
理解せずに理解したような顔をしている者達に。そういう意味で彼があの役というのは良い配役だったように思う。
また、映像としてノーランが望む鮮明な描写もそこにちゃんと一役買っている。
そこに至る過程として根源にある恐怖(という表現が正しいかどうかはわからない)が何なのかはここ数年でわかるような世界状況になってきたのは皮肉だ。だからといってそれに同意するつもりは毛頭ないが。
それが取り払われたにも関わらず進んでいく過程の本当に怖いことといったら。ホントに狂ってる。
そういったものごとを描いたうえで、物語そのものに私怨という上塗りをする。
この上塗りは映画として面白かった。そしてそれがこの物語にどのような影響を与えるのかも。