2025/07/30

雨と君と 4話


ある意味、タイトル回収したのかな。この作品らしい形で。
雨が降り始めて、傘の花が咲く中での周りとの対比までは普通に今までの彼女らしいなと思っていた。
で、バスの時間という事で小走りになる。
途中のカフェ店内から見た小走りする彼女の描写でその選択肢もあるなと思わせる。
その上でのバス停。間に合った、と思ったけれどその前で彼女は足を停める。
雨に濡れたまま前述の選択肢も選ばず歩いて家に帰る。
これが彼女にとっての好きな雨との距離なんだなと描写だけで分かる。
ダメ押しでの浴室の描写。音と匂いを楽しんでいる。
続いては花火。
こちらは細かくは省くけれど花火よりも君なんだよな。
その上で君と観る花火で〆。
やはり素敵な作品だ。