『戦場にかける橋』を観ました。(2007/08/16 at テレビ東京)
初見は中学生のとき。そして最後に観たのが二十歳くらいだったと
思うので20年ぶりの鑑賞ということになるのかな。
(以降、ネタバレあり)
しかし今改めて見返してみると、やはりけっこう忘れているなぁ。
シアーズ少佐やウォーデン少佐のパートがあれだけ長かった事など
すっかり忘れていました。
さらに、当時は誇り高き英軍将校というものの格好よい部分にのみ
惹かれていたが、実はそれほど単純なものではなく、英軍将校であ
るニコルスン中佐やウォーデン少佐が、いろいろな部分で実は最初
から自己矛盾や狂気を最初から抱えていることや、それを共に米軍
のしかも将校ですらないどころか身分詐称までしているシアーズ少
佐に気づかされるという図式など、いろいろなものが重なりあって
いることに、今更ながら気づかされました。
そういう意味で、昔はなぜこれをデビッドリーンが?と考えていた
ものが、たしかにこれはデビッドリーンだなと今回初めて思えるよ
うになりました。
今回はテレビ放映の鑑賞だったのでまた近いうちに見直したなぁ。