昨日の1作目に続いて『映画プリキュアオールスターズDX2』を観ました。(2012/3/14 at MXTV)
やはり2作目。なかなか難しいな。
まだ始まって間もない頃のハートキャッチプリキュアのブロッサムとマリンに加えてフレッシュプリキュア組で後半合流のパッションの3人が前回の14人に合流し、計17人の大所帯。
なりたてのハートキャッチとラスボスまで倒した他15人とではレベル差がありすぎるので逆にふたりの主観をベースに「プリキュアたちに助けられながら」話を進行していく観客ポジションに落としたのは良かったと思ったのだけれど、結果二人があまり活躍できなかったり関わるのが1チームづつだったりでちょっと寂しくなったかな。
あと、話が前回より複雑になったのと人数が増えたので変身バンクが一部省略されたり前回ほど主題歌の効果的な使い方ができていなかったりが残念でした。
1作目とかぶるからいろいろ変化球にしてしまったのがちょっとなあといったところか。
あとは今回の舞台が横浜という実在の場所(基本各プリキュア毎に街並みやら世界観が違うので逆に新鮮だった)のに対し、今回は思い切りファンタジーな突っ込みどころ満載な場所にしてしまったのがけっこう気がそがれる原因にもなったか。
けど子供たちとってはそんなこと関係ないんだろうなあ。
ミラクルライトの使いどころはちゃんと考えてあるし、何よりも画面を躍動する17人。
走り回って飛び回ってアニメーションであることの喜びに満ちあふれている。
そしてまあさきほど挙げた主題歌の話も、実はエンディングが歴代主題歌メドレーでそれをバックに各プリキュアたちが踊りまくるというもの。
エンディングはテレビでも踊っているのだけれどオープニングでこれをやるとはね。
個人的にはエンディングだけで満足だったよ。
さて、明日はDX3。
はたしてどういう方向に持って行こうとしているのか?