2012/03/14

『映画プリキュアオールスターズDX』(2009)

今年初めて観る映画ということになるのかな?

『映画プリキュアオールスターズDX』を観ました。(2012/3/13 at MXTV)


いやぁ見事なまでに東映アニメーションしてたなあ。本当に涙が出るくらい。

話としては「フレッシュプリキュア!」の序盤のころなのかな?
3人がダンスコンテストに出るために横浜に来たところで未知の敵と遭遇。
そこに、同じように敵と遭遇した他のプリキュアたちが合流して共通の敵を倒すというだけと言ってしまえばそれだけの話なのだが、逆にそれだけシンプルな話にしたことで、総勢14人のプリキュア全てが啖呵を切り、変身し、戦い、最後必殺技を繰り出すという過程だけを堪能できるという王道。

しかもそれがテレビな動きではなく劇場アニメーションならではの動きやカット割りで堪能できるわ、当然各プリキュアたちが合流して共闘に至るシーンは主題歌で入るわ、さらにはそれぞれテレビ放映当時のスタッフが付いてるからイメージが損なわれることもない。
音楽担当もプリキュア5までとフレッシュからとで変わっているのだけれどちゃんと楽曲使い分けているわで本当に細部に至るまでぬかりがない。

本当に躍動するアニメーションを堪能。

そして、これが一番大切な事だけれど映画館に来た子たちが皆話に参加できる作りになっているところがうまいなと思うと同時によくやったと言いたくなるところでした。
これは子供たちの為の作品だと思ったし、まあもしこれをそれ以外の人たちが楽しむんだったら隔離されるべきだな。(笑)
楽しみたくなる気持ちは良くわかるし実際に凄くそう思った。

当時「プリキュア絶叫上映会」的な話が聞こえてきた理由がよ~く判った。


で、ええと私はフレッシュプリキュア以降しか知らないに等しいのだけれどまったく問題なかったです。
知ってればより楽しめただろうけれど知らなくてもちゃんと皆名乗りを挙げてくれるもの。


というわけで物語はDX2に続く(らしい)


楽しかった!